当協会でもおかげさまで毎年キャンセル待ちとなるSUPヨガ。近年、知名度も人気も右肩上がりです。
ちょっと気になってる!というあなたのために、どうしたらSUPヨガインストラクターになれるのか?をまとめてみました!
【SUPヨガを教えるにはまず海を知ること!】
いくらヨガといっても、まずはSUPができなければ話は始まりません。
観光スポットのアクティビティのイメージから「簡単に乗れるようになって海上クルーズが楽しめる」と思っている方も多いかもしれませんが、いざインストラクターとなるとそうはいきません。
海の状況によってヨガができるかできないかを判断したり風向きや天気を考慮しながらSUPヨガをするポイント(場所)を決めたり、アンカーやボードのセッティングの仕方と、海や波の知識が必要になります。
また「海の上でお客さまがボードから落ちたら?」「溺れたら?」「怪我したら?」などヨガスタジオとは違い海では命に関わる重大な事故にも繋がりかねないためレスキューの知識も欠かせません。
【ヨガするよりもSUPを漕ぐ!】
色々なSUPヨガインストラクターの養成講座や団体がありますが、どの講座でも最初に練習するのはSUPの漕ぎ方。
ボードの方向転換、ブレーキのかけ方早くボードの向きを変えるテクニックや早く漕ぐ練習など、とにかくSUPに慣れて、扱えるようにならなければ、もちろんSUPヨガは教えられません。
ヨガするのに漕ぐことは関係ないのでは?と思うかもしれませんが、万が一お客さまが溺れた時に、いち早く助けに向かうためにも、より海上を楽しんでいただくためにもこのような練習が欠かせないのです。
【SUPヨガとスタジオのヨガの違い】
アンバランスなボードの上で行うSUPヨガは陸の上では簡単なポーズが逆に難易度が高いチャレンジポーズになることも。スタジオでのレッスンの組み立てとは全く違うものになるでしょう。
さらに、海の上はとにかく広い!風も吹くとインストラクションの声が届きづらくなります。大きな声で誘導するのは、スタジオとは真逆です。
SUPヨガを教える方は、やや体育会系の部活的なノリが必要かもしれません^^
それもSUPヨガインストラクターの楽しいところであり、醍醐味です。
サップヨガクラスの最後には、手足の指先を水に触れて、日光浴をしながらシャヴァーサナ(亡骸のポーズ)をするのが、これまた最高に気持ち良いんです!
これ以上に至福の時間ってあるのかな^^?!
大自然のそよ風を肌に感じ、波に身を任せ鳥の鳴き声や波の優しい音に耳を傾けるのってとても素敵じゃない?
まずは体験できるしお近くに開催されている海がありましたら
ぜひとも気軽にチャレンジしてみてください!